新しいことにチャレンジ!20代後半の女性が未経験からSE転職した体験談

20代後半で未経験からSEに転職した女性の方から転職活動の体験談をいただきました!
ふわっとしたSEへの興味から実際に転職するまでにどういった心理変化があったのか、女性の方なら共感できる部分もあるかもしれません。

未経験からseを目指そうと思ったキッカケ

未経験からSEを目指そうと思ったのは、少し軽いですがエッセイ漫画がキッカケです。

当時住んでいた家の近くの本屋で、文系の女性がSEになる本を読み、かっこいいし興味はあったけど、文系で未経験の自分がなれるとも思っていなかったSEになれることを知り、SEをやってみようと思いました。

文系女子だけど新卒でSEやってます

ただ、実際にSEになろうと現実的に動き出したのは、夫の影響が強かったと思います。

私はこれまで美容部員や栄養士を経験していますが、そうした過程で夫と出会い、結婚し、たまたま彼がSEのような職業に従事していました。その中で、SEという職業が激務なことを知り、仕事が大変で新婚でも関係なく深夜からときには明け方まで仕事をする彼を見ていて、「私も何か力になれないか」「彼が長い時間向き合っているこの仕事を知りたい」と思い、SEという職業に興味がありました。

また、彼からの影響というわけではありませんが、結婚したことで今後子どもを持つという家族計画が間近になってきたので、子どもを持つ前の自由に動けるうちに色々なことに挑戦してみたいという思いもありました。

そしてそれらと同時に、元々栄養士という職業を結婚後も長く継続して続けていくことに疑問を持っていた私は、これまでの美容や食、栄養、といった業界と全く無関係なところで新しく仕事をしてみたいと思ったのも大きな理由のひとつです。

また、これまでが美容部員や栄養士といった土日祝含む長期休みを取りにくいシフト制勤務の職業であったため、土日祝がカレンダー通りの休みで、それに合わせて長期休みもとれるOL、会社員という職業に魅力を感じたのも正直なところあります。

なので、異業種であるSEという職業を目指すに至ったキッカケとしては、大きなところで結婚をキッカケとしてSEである夫からの影響や、子どもを持つという家族計画、カレンダー通りの勤務体制であることがあり、SEへの転職の着火剤となったのは自分と同じようなスペック人のエッセイ漫画であったという感じです。

転職の具体的な活動方法

異業種の転職ですから困難が予想されますが、これは案外あっさり転職先企業が決まりました。その方法は某大手転職サイトの転職フェアです。

当時私は、実は異業種転職であること以外にも様々なハードルを抱えていて、第二新卒で社会人2年目にして二度目の転職。さらに、前職(2社目)は勤続3ヶ月で退社している。そして今回はさらに未経験で異業種転職を目指している。といったハードルだらけの転職でした。そして実はさらに言ってしまえば、キッカケでお話しした通り、SEを目指していたものの、転職活動をしていた特に最初の頃は何も絶対SEになりたいというわけではなく、SEかSEに近いパソコンを触れるSEのような何か。になりたいといったふんわりした思いで転職活動をしていました。

そのため、ふんわりとSE系の職種で未経験も応募可能な求人を転職サイトの求人検索ページで読み漁っているような状態でした。

しかし、そんな状態では自分も本格的にそれらの求人ページから応募をする気にはなれませんでしたし、当然そのような状態で応募しても採用してくれるまともな会社はなかったと思います。

転職活動中は大手転職サイトのマイナビリクナビやDODA、とらばーゆ、結婚していたので雇用形態はこだわらなくていいかと考え、テンプスタッフやリクルートスタッフィングなどの派遣会社への登録。第二新卒の正社員転職を斡旋するリクルートのサービスなど、一通りの手段は使いましたが、最終的に私を今の企業に導いてくれたのは、某大手転職サイト、女の転職の渋谷ヒカリエの転職フェアでした。

この転職フェアには、結局何をしても「この企業だ」「この職種だ」と思えるものが見つからなかった私が、SEのような何かになりたいというふんわりした思いをはっきりさせるために参加したものでした。そのため、転職フェアについた瞬間は目当ての企業もなく、転職フェア開始時間に着いてそれから数時間ずっと企業ブースで話を聞いたり冊子をもらったりしながらふらふらしていました。そして数時間のふらふらの後にたどり着いたのが今の企業です。そこで、たまたま私を担当してくれた現在の会社のNo3と話をし、ハードルだらけだった私の職歴と雰囲気年齢を気に入ってくれたことでその場でほぼ内定という形に至りました。

未経験からでも転職を成功できた理由

というわけで、これまでに述べてきたようにSEになりたいというふんわりした思いを抱えながらたまたま今の企業と出会い、大きなハードルを抱えた私でも転職できるに至りましたが、これは転職フェアに出向いたという行動が何よりの成功理由だったのではないかと思います。また、正直選んだ業界も私の年齢や性別に合っていたのかなと思います。

当然、ふんわりした思いを抱えたまま転職サイトの企業ページや求人ページ、派遣会社の派遣先紹介ページを見つめているだけではいつまでも転職に成功することはできませんが、ふんわりした思いを抱えつつも、実際に企業の人に会いに行ったのがよかったと思います。実は、現在の会社に就職した後、未経験者のエンジニア研修枠が空くのを待つ間、採用担当も経験させてもらったのですが、正直転職サイトの求人ページからの情報だけでは得られる情報はスキルくらいしかありませんので、うちの会社の方針なだけかもしれませんが、よほど職歴経歴の充実した人でない限り求人ページからの応募者を本面接まで進めることはありませんでした。なので、私が今の企業に転職を成しえた女の転職のサイトから応募を行なったら本面接に進むこともできなかったと思います。

私の場合、スキルもなく未経験で異業種転職しかも、他にも複数のハードルを抱えていたので、求人ページ転職サイトのプロフィール欄で勝負するのではなく、転職フェアに赴き、対面でスキルではない部分で勝負できたのがよかったと思います。また、複数回の第二新卒転職など、ハードルの部分について質問されても、固定されたWeb上のプロフィールページと違い、対面なら何らかの受け答えできるので言い訳に聞こえないそれらしい理由を用意していったことで十分対抗できていたのではないかと思います。

それから、現在の会社で採用担当をしていて感じたのが、正直年齢性別で採用された部分も大きかったのではないかということです。

以前、ある程度の年齢になるとエンジニアの入場先の現場を決めるのが難しくなってくると営業さんから聞いたことがあります。実際、採用する際にもサイトからの応募にしろ転職フェアにしろ何歳以上はとらないというラインがありました。また、社会の流れもあり、女性を積極的に採用しようという流れがありました。

そんな中たまたま転職フェアで出会えたのが成功できた理由だと思います。

出会えたのは運なので運も大きかったと思いますが、運をよりいい方向に向けられたのは転職フェアという対面がよかったと思います。

実際に働いてみての所感

思いはふんわりしたまま出会えた企業に転職しましたが、企業の初見が転職フェアという対面だったこともあり、ブラック企業ではない会社に転職することができたと思います。

実際に働いてみると、業界どころかオフィス勤めの会社員という職業が初体験の私でしたが、異業種転職の人向けの外部の研修ツールを使ってオフィス勤めの会社員のイロハを学べましたし、肝心のエンジニアとしての研修もとても充実していて、外部のパソコンスクールでJAVAについて、二カ月かけてプログラムとは何かというところから最後は1人でプロジェクト実施まで一通り学ぶことができました。

また、現在私は産休中ですし、育休も取得予定です。以前の現場にはお子さんはまだいないが、既婚者のため残業なしで定時退社で働いている女性社員もいましたし、お子さんがいて時短勤務しているママ社員さんもいました。

さらに今まで入社してから現場を2つ経験しましたが、経験が浅いうちは技術的なフォローをしてくれる人と一緒に現場に入れるのでわからなくて困ったことはあまりないです。

エンジニアの業界はブラックと言われることも多いですし、未経験だと研修してもやっぱり現場に入ったらわからないことも多かったですが、前述したような会社なので、特にすごく大変だったことはありません。
また、今まで女性ばかりの接客業だったので、職場の人たちとの付き合いはあっさりでよくなったことが個人的にはうれしいです。

まとめ

最初のキッカケはふわっとしていたものの、転職活動時の転職フェアに出向くという行動力が素晴らしいと感じました。転職サイトの字面ではトーンや社風といったところまでは把握しづらい部分がありありますが、対面することで見えてくる部分があります。

今回のケースのように、未経験だからこそしっかりとした職場環境を選ぶべきで、偶然ではありますが、しっかりと対面してお互いが納得した上での転職だったので満足いく結果になったのではないでしょうか。

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