未経験からSE転職する人必見!研修ってどういうことするの?

SEの求人を見ていると、「未経験可!」「研修あり!」みたいな文句を良く見ると思います。でも実際にどういうことをしてくれるのかってイメージが湧かないし、逆にうさんくさい感じもします。

実際にどういうことをやって、どれくらいのスキルがつくのか。とある会社の研修を例に紹介します。注意してほしいのは、この会社はこういうことをしてくれるというだけで全部の会社が同じ研修をするとは限りません。

ただこうして紹介するのは、ぜひ面接の際に聞いてほしいからですね。「御社の研修では具体的にどれくらいまでできるようになりますか?」といった感じで。

では、一人の未経験からSE転職した方を例に、研修の内容とスキルの向上を見ていきましょう!

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入社時のスキル

私は未経験でSEに転職しましたが、当時はパソコン操作やパソコンのスキルは本当に最低限で人並み程度にしかありませんでした。

具体的には、以下のような感じです。

パソコン操作

【できたこと】
音楽をCDから取り込んだり、携帯に入れるのを父親に教わった通りに機械的に操作してする。InternetExploreを使ってYahooを開きネット検索をする。などができました。主にその二つしかやっていませんでした。

【できなかったこと】
上記のことしかできなかったので、データが入っているデータフォルダや画面の明るさ調整等ができるコントロールパネルの操作等はほとんど触ったこともありませんでした。

ブライドタッチ

タイピングゲームがおもしろくてたまにやっていましたが、特にブライドタッチができるようになったりはしていませんでした。そもそもパソコンで文字を打つことも、パソコンを使うことすらほとんどなかったので、ブラインドタッチはできませんでした。

ただ、ブラインドタッチにはずっと憧れていたので、スマホやiPhoneのキーボードをスマホに変えてから4年ほどパソコンのローマ字打ちのキーボードに設定していました。そのため、ブライドタッチができるほどではないものの、多少速さはあったと思います。

Excel

【できたこと】
専門学校で2年時のみ週に一時間だけパソコンの授業があったので、加算、平均値を求めるくらいの関数は使えていました。また、関数の検索の他、グラフや表も簡単なものであれば作成は可能でした。

また、授業でExcelを触るようになったのをきっかけに、趣味で市販食品の成分を比較したり、ダイエットの記録をExcelでつけてグラフにしてみたりしたので、マクロ操作以外は一通りいじってみたと思います。ただし、検索しながらやっていたので、身についていたわけでも操作自体を理解していたわけでもありません。

【できなかったこと】
マクロは全くできず、マクロという機能のことも全く知りませんでした。そのほか、ウインドウ枠の固定だったり、フィルターをかけたりなどは転職してからは使うこともありましたが、研修前はできませんでした。

Word

【できたこと】
これも専門学校で実験のレポートや講義の感想文をWordで書くようになっていたので、文字を打つ、色や下線で文を装飾したり、フォントや文字サイズを変えたりなど基本的なことは一通りできるようになっていました。

【できなかったこと】
Wordに関しては、基本的な文字を打つ以外のことはできませんでしたし、正直今もあまり変わりません。

プログラミング

プログラミングは、やったことも正直見たこともあまりなかったので、全く未知の世界でした。中学時代にブログが流行ったときにパソコンの得意な兄弟のいる友人が、読めないアルファベットの文字と記号しかない、普段目にしているWebの画面とは違う画面を操作しているのを何度か目にした程度です。自分がSEになるときに「中学時代に見たあれがプログラミングだったんだろうか?」と思っていました。

上述した通りのパソコンスキルしか持ち合わせていませんでしたので、本当にどれも最低限文字をローマ字打ちができるという基本しかできない程度でした。

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研修について

研修は、私の場合2種類ありました。元からエンジニア志望で今の会社に入社しましたが、最初はエンジニアの未経験者の研修の枠が空いておらず、本社の採用、営業補佐から始まったからです。
そのため、最初の2カ月本社にいる間に、業界や社会人としての基本となる研修。
外部のエンジニアの研修機関に通うようになってからの2カ月で、Javaの研修。を行いました。
入社してからすぐや、本社にいた2カ月の間はできることが少なく、やることもあまりないので、基本的にはネット上で上記の業界や社会人としての基本となる研修を受けていました。

研修した内容

業界や社会人としての基本の研修

この業界はセキュリティが何より会社としても個人としても命なので、情報セキュリティとは何か、何を守らなければいけないか等を学びました。その他、ExcelとWordも簡単に覚えておくと資料作成等に役立つ操作方法を学んだり、電話の取り方なんかも学びました。
このあたりはどの業界でも新卒社員が受けるような内容や、同じ業界であれば学ぶ内容だと思います。第二新卒で業界未経験者なことを考慮してこのようなカリキュラムを組んでもらえたのかと思います。

Javaの初心者研修

プログラミングとは何か?から、Java(というプログラミング言語)とは何か?というところを学び、Javaで画面に文字を表示させる一番簡単なプログラムを書くというところ。
その後、段々書くプログラムの量を増やしていき、最終的には、用意された詳細設計書を読み、自分でプログラムを書き、一つのシステムを完成させ、システムが正常に動くかどうかのテストを行う、という普段エンジニアが現場でやっているところまでを1人で行うという研修を行いました。プログラムと、プログラムを書く言語について学ぶので、日本語や英語のように文法や、読み書きの方法について学ぶような感じです。

途中で嫌になったりしなかったか?

正直、未経験で異業種の業界に入ってくると途中で厳しさを感じたり、自分には向いてないと感じて辞めたくならないか?これが一番気になるところだと思います。
転職した当初、上司からは初心者のプログラミングの研修に行くことによりパソコン恐怖症になってパソコンを触れなくなってしまう人、途中で来なくなってしまう人もいると聞きました。ただ、私の場合は研修の際にはそういったことを感じることはありませんでした。

業界全体が低賃金、長時間労働で、ブラックな会社も多い業界ですので、私のような例はもしかしたら稀な例かもしれませんが、エンジニアとしての研修も、まさか転職先で受けるとは思わなかった社会人としての研修も、どれもしっかり時間をとって丁寧に行ってもらえたので、研修中に逃げたくなるほどの苦しさを感じることはありませんでした。

むしろ、接客業しかやってこなかった者としては真新しさと、オフィス勤めの会社員になれる感じの楽しさなどの方が大きかったです。

ただ、Java研修という技術的な研修になるとさすがにわからなくて嫌になってくることもありました。研修終わりには実際にもうすぐ現場にでることに恐怖を感じていました。
しかし、研修先の講師の方に励ましてもらったり、未知の業界に来て、未知の現場参画を恐れていてもしょうがないと考えるようにして乗り切りました。

家に帰ってからも勉強した?

家に帰ってからは復習しようとも思いましたが、結局やらないことがほとんどでした。
もしかしたら復習することで理解度に差が出たかもしれませんが、研修の時間内の学習だけで一応ついていくことはできました。

独学より良い点

何事もそうだと思いますが、要領よく正しい知識が入ることと、わからない部分はその都度有識者に質問できることだと思います。
私は現在、プライベートで無料ブログを使わないブログの作成なども行ってみていますが、パソコンを多少いじれるようになった今でも、人に直に教わることなく、独学でネットで調べてパソコンを操作することには厳しさを感じています。また、実際の現場で作業をしていてわからないところを調べることもありましたが、その際にも結局はWeb上で解説してくれているその文章や解説の意味がわからず、先輩に聞くということが多々ありました。

もちろん、プログラミングを独学で本やネットで学んで習得してエンジニアとして活躍している人も世の中にはいますが、一つわからないとことがあるとそれに付随した10個のわからないことが出てきてしまうのがプログラミングなどの世界だと初心者的には感じているので、独学は非常に厳しいと思います。また、調べて行って答えにたどり着いたものの言葉の意味やその関数が持つ意味が理解できないという解釈の問題もありますので、わからないところをわかるまで噛み砕いて説明してくれる有識者の元で学ぶのが何よりだと思います。

SEとしてやっていけそうだなと思った点

これは正直ありませんし、自分で言うことではありませんが、文系出身であり接客業しかやってこなかった者ですが、論理的に物事を考えられる。というエンジニアとして必要な性質の一つが備わっている。と、SEのような技術的な職に従事する夫や、研修先の講師の方、会社の上司らに言われたことで「エンジニアとして適性があるならやっていけるかもしれない」と感じたことです。
エンジニア志望だったので入社時にもエンジニアの適性試験を受けましたが、エンジニアには適性が必要らしく、私はこれに合格することができましたので、適性があるならできるかもしれないと思うようにしていました。

研修が終わってこれくらいのスキルが身についた!

パソコンの操作

研修を終えて正直一番実感できたのが、タイピングの速さです。パソコンのキーボードを毎日8時間以上も触っていれば、スマホのキーボードをパソコンローマ字打ちにしてみたことなど比較にならないくらい格段に速くなったし、自分でもスムーズに打てるようになったので、打っていてストレスを感じることがなくなりました。

その他、Excelについては、研修で学習したこともありますし、たった二ヶ月ではありましたが、本社での勤務中には多少Excelで資料をつくることもありましたので、実務での知識や操作方法などが身についたと思います。勤務中の空いた時間を使って色々いじってみたりもしたので、マクロ以外のことは一通りできるようになりました。

また、パソコンを操作するすごく基本的なことではありますが、仕事としてパソコンを触るようになったので、ディレクトリ構造やパソコンの設定などについても理解は深まったと思います。今まで触らなかったコントロールパネルをいじったり、メールアカウントの登録を行なったりといった作業をするようになり、今までよりも恐れずにパソコンを触れるようになりました。

業界への理解

今まで激務や長時間労働といった表面的な悪いイメージがなんとなくあるだけでしたが、2カ月の本社勤務や、本社でのセキュリティ研修等のおかげでだいぶどんな業界であるか見えてきたように思います。
情報セキュリティが何より大事な業界であることと、お客さんとエンジニアをつなぐ営業がいて、現場に出向するエンジニアがいる。という流れや、一度営業として参加させてもらったので、現場参画前に現場の上長の方とエンジニアに面談があるということなど、本来現場に参画するようになってからでないとわからないようなことも研修や実体験を通して知ることができました。そのおかげで多少は現場参画への恐怖は払拭されていました。

Java言語の理解

Java言語に関しては、入門書レベルであればなんとか自分の力で理解できるようにはなっていたと思います。
Java研修の最後にはプロジェクトを一つ完成させるところまで自分でやりましたが、プロジェクトやシステムを自分で構築するまでいかないでも、計算や表示程度のプログラムであれば書けるようになりました。
また、プロジェクトを一つ完成させるところまで学習したので、実際に現場でエンジニアが行う、詳細設計書を読む。詳細設計書に沿ってプログラムを書く。完成したプログラムをテストする。といったプロジェクトの基本的な流れは理解することができました。

SEとしてやっていけそうな実感

そのような形で、入社当初パソコンは人並みにネットサーフィンができる程度の私でしたが、しっかりと時間をかけた研修のおかげでなんとか現場でやっていけそうなスキルは身につけることができた気がします。
現場参画直前や、現場参画前の面談の際には本当にできるだろうか?大丈夫だろうか?という精神的な不安も大きかったですが、研修期間を通してパソコン操作には慣れていましたし、SEの業界がどんなものかもだいたいわかっていたので、なんとかなるだろうという気がしていました。

まとめ

いかがでしょうか。正直2ヶ月の研修でここまでスキルを伸ばしているのは、この方自身がかなり優秀な方だと思ったのが正直な感想ではありますが、研修内容としては真っ当なことをさせてもらっているなという印象です。

おそらく多くの会社の研修も2ヶ月程度が多くて、こういった内容だろうなという想像はつきます。しかし、その研修を受けて伸びるか伸びないかは自分次第です。この方は、家で勉強していないと言っていましたが、ついていけないと思ったら家で復習(予習)もした方がいいです。最初ついていけなかったら一生ついていけませんからね・・・。

未経験からSEを狙う方が最低限見ておきたいのは研修内容と、あとは「人」ですね。この方の体験談を見ていると人に恵まれているなと思います。怒鳴り散らしながら指導する古臭い人ではなく、丁寧に要領を得てその人に合った指導をしてくれそうな社風の会社を選ぶことをおすすめします。

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