職業訓練でプログラミングを勉強してIT業界へ転職する!

未経験から独学で勉強してシステムエンジニアに転職したわたしですが、今振り返ると職業訓練を受けていても良かったなと思っています。

以前はハローワークで転職する人をバカにしてましたが、ハローワークが運営する職業訓練に関しては中々いいなと・・・笑

職業訓練の何が素晴らしいって、「お金をもらいながら勉強できる!」ってところですね。わたしは参考書を買いまくってたので、お金にして数万円は使いました。いつだって無知は損をするんですね。

職業訓練の財源は雇用保険です。会社に勤めていて雇用保険を払っていたなら元を取るためにも受けたいですし、今では不思議なことに雇用保険を払っていない人でも職業訓練を受けられるようになっています。なんというガバガバな制度なんだ・・・。

ということで、他業種などからIT業界への転職を考えている方は、職業訓練を利用して無料でプログラミングを勉強して転職するのも1つの選択肢になるのではないかと思います。

職業訓練の仕組みから勉強できる内容まで分かりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

職業訓練とは?

職業訓練は、働く上で必要となる技能と知識を習得させるための訓練のことを言います。

主に、会社を辞めて「この先どうしようかな・・・」と思っている人が新たな職業に関する技術を習得するために受ける訓練ですね。

受講料は無料

職業訓練の受講料は完全に無料です。ただし、テキスト代などは支払う必要があります。

どれくらいの期間行うの?

期間はだいたい3ヶ月から1年です。コースによって変わってきます。プログラミング系は5ヶ月くらいが多い印象でした。

生活費の支援も受けられる

職業訓練を受ける人は離職者ですよね。つまり働いていないため稼ぎがない人たちです。

そこで国は、職業訓練受講者に一定の支援をしています。それが職業訓練受講手当です。金額にして月額10万円!その他にも通所手当というお金ももらえます。簡単に言えば交通費ですね。

つまり、職業訓練を受講している間は生活費として月額10万円と通所手当を受けられるため安心して勉強に集中できるわけです。

ただし、一応条件があります。厚生労働省の公式HPから抜粋すると以下のとおりです。ざっくりまとめると、自分(もしくは世帯)で生活できる程度の稼ぎがある人には支給しませんと言っています。

  1. ハローワークの指示により、求職者支援訓練または公共職業訓練を受講する方
  2. 雇用保険被保険者ではない、また雇用保険の求職者給付を受給できない方
  3. 本人収入が月8万円以下の方
  4. 世帯全体の収入が月25万円以下(年300万円以下)の方
  5. 世帯全体の金融資産が300万円以下の方
  6. 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない方
  7. 全ての訓練実施日に出席する方(やむを得ない理由がある場合は、支給申請の対象となる訓練期間の8割以上出席している)
  8. 訓練期間中~訓練終了後、定期的にハローワークに来所し職業相談を受ける方
  9. 同世帯の方で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている方がいない方
  10. 既にこの給付金を受給したことがある場合は、前回の受給から6年以上経過している方

厚生労働省 : http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/safety_net/44.html

あと注意しないといけないのが、職業訓練を受けると決めたからには最後までちゃんと受講するようにしてください。途中で辞めた場合は、過去に遡って支援していた手当の返却を求められることもあります。(※ やむを得ない理由を除く)

職業訓練を受けられる人

職業訓練は誰でも受けられるわけではなく、受講できる人は限られています。30人の教室に100人は入れませんからね。

以下に職業訓練を受けられるのは以下を全部を満たした人です。

  • 離職中であること
  • ハローワークで求職申込みしている
  • 面接や適性検査で合格する

面接や適性検査が難関ではありますね。全ての職業訓練はハローワークが窓口になっているので、会社を離職中で職業訓練の受講希望者はまずハローワークで相談してください

職業訓練を受講した人の転職率

職業訓練を卒業してどれくらい転職できているかも厚生労働省が公開してくれています。最新の27年のデータが以下です。

job-training

厚生労働省 : http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/kyuushokusha_jisseki.pdf

ITの分野では、59.7%という数字です。個人的には「思ったより少ないなー」という印象です。あれだけの講義を受けてなぜ転職できないのかは不思議です。

わたしの感覚では、職業訓練を卒業したことである程度のスキルがあることを認めてくれる企業はたくさんあります。ハローワークのスタッフが無能な可能性があるので、人で選ぶなら転職エージェントという一般の転職支援サービスを利用した方が成功確率は上がるかもしれません。

スポンサーリンク

職業訓練で学べるプログラミングの内容とレベル

では、職業訓練のプログラミングのコースではどういったことが学べるのでしょうか?

実際に募集中の訓練を例に見ていきましょう!

職業訓練の例

過去募集していた内容から2つほど例として挙げました。わたしが行きたいなーって眺めてたやつです。

Androindアプリが作れるようになる

以下の職業訓練では、Javaというプログラミング言語を勉強してAndroidアプリを開発できるようになる講義ですね。

今流行のAndroid技術者認定試験(ベーシック)という資格も取得できるみたいで、現役のシステムエンジニアのわたしから見てもかなり羨ましい内容です。

就職を想定する職業・職種

JavaおよびAndroidのアプリケーション開発技術者      Webアプリケーション開発技術者

訓練目標

人材不足と言われているJava技術者としての基本知識と技術を身に付け、各自の作品を制作することを目標とし就職への道へとつなぐ。

訓練内容

Javaプログラミング基本~上級・応用、モバイルアプリ開発としてコーディング・データーベース・UI開発等、JavaとAndroidアプリ開発スキルを実践的に習得する。

訓練手法

実技

訓練終了後に取得できる資格

Android技術者認定試験(ベーシック) OESF(任意受験)、Javaプログラミング能力認定試験2級 株式会社サーティファイ(任意受験)

訓練期間及び訓練時間

平成28年9月16日~平成29年2月13日 (5か月)
16:00 ~ 20:50

自己負担額

¥9,160
(職場体験、職場見学、企業実習における交通費が別途発生する場合があります。)

Excelツールが作れるようになる

次の職業訓練では、まだまだ需要の高いマイクロソフトのExcelやAccessにプログラミングで便利なツールを作れるようになれます。

また、Web系のプログラミングも学べるみたいですね。おそらくHTMLやCSS、JavaScriptといったプログラミング言語を勉強になると思います。

Web系の言語とExcelのツールが作れるなら、IT業界未経験でも十分なスキルだと思います。

就職を想定する職業・職種

VBAプログラマー、データベースエンジニア、Webアプリケーションプログラマー

訓練目標

さまざまな職場や業務遂行で求められるビジネスソフトウェアとWebに関する知識、技能・技術を習得し、コンピュータを用いて効率的に事務処理・プログラム処理を行うことができる。

訓練内容

IT企業等の仕事に関するビジネスソフトウェアとWebに関する知識及び技能・技術を習得する。

訓練手法

実技

訓練終了後に取得できる資格

MOSExcel、Access2013(Microsoft社)、VBAエキスパートExcelVBAベーシック、スタンダード、AccessVBAベーシック((株)オデッセイコミュニケーションズ)任意受験

訓練期間及び訓練時間

平成28年8月17日~平成28年11月16日 (3か月)
9:00 ~ 15:35

自己負担額

¥15,000
(職場体験、職場見学、企業実習における交通費が別途発生する場合があります。)

受講できる職業訓練を調べる

ハローワークに行かなくても実際に今募集している職業訓練の内容は見ることができます。手続きは必ずハローワークに行く必要がありますが。

前職で雇用保険に加入していた人と、加入していなかった人で受講できる職業訓練が変わってきます。

雇用保険に加入していた人

雇用保険に加入していた人は、求職者支援訓練という名前の訓練になります。

求職者支援訓練 認定コース情報

雇用保険に加入していなかった人

雇用保険に加入していた人は、公共職業訓練という名前の訓練になります。

公共職業訓練コースの検索について|厚生労働省

よく分からない人はハーローワークで相談

雇用保険に加入していたかどうかや、上記の検索システムがよく分からないって方は素直にハローワークで相談してください。

分からないことは分かっている人に聞いたら一瞬で解決しますからね。プログラミングの勉強でも何を勉強するにしてもそうですが、わたしがいつも意識していることです。

「分からないことは分かっている人に聞く!」

職業訓練を1つ選択肢に!

わたしはお金をもらいながら勉強できるって思える環境が好きです。今のシステムエンジニアの仕事も「お金をもらいながら勉強させてもらってる」という意識が強いです。まぁもちろん仕事は仕事ですが、「お金をもらいながら仕事をしている」という考え方にした方がお得感がありますよね。

「仕事をしてやっている」という意識だとマイナスの感情しかありませんよね。。

職業訓練も同じようにお金をもらいながら勉強ができます。しかも仕事ではないのでもっと気が楽です。プログラミングのスキルは独学でも理解できるようになりますが、誰かに聞いた方が圧倒的に理解のスピードは早いです。

今の時点でプログラミングを勉強してIT業界へ転職するという確固たる意思があるのであれば、職業訓練でお金もらいながら勉強する選択肢も1つもっておいてもいいかもしれませんね。

無料で勉強する方法としては、無料のスクールもあります。職業訓練と天秤にかけて、自分に合いそうな方を選ぶといいでしょう。

無料で勉強!しかも転職サポート付き!プログラミングのスクールまとめ

【職業訓練校 VS 無料のITスクール】どっちに通うべき?

スポンサーリンク

「転職力」を測りませんか?

転職力の結果

@typeの「転職力」診断はたった10分で今の状態を丸裸にされてしまいます...。
結果を恐れずに、嘘偽りなく入力してくださいね。

関連ページ